ビットコインが1枚1000万円を超える!

ビットコイン(BTC)は3月4日の欧州時間午前中に6万5000ドル(約980万円、1ドル150円換算)を超え、強気の資金流入が記録的に増加するなか、2021年11月に記録した約6万9000ドルの史上最高値に近づいている。ビットコインはユーロ建てでは現在、約6万1000ユーロ(約1000万円、1ユーロ163円換算)まで上昇。多くの通貨同様、史上最高値を更新している。

3月4日朝からBTCが再上昇を開始しています。本稿を執筆している最中に高値を更新してきました。ビットコイン現物ETFへの資金流入も好調な状態が継続しており、月曜~水曜に資金流入が目立つ印象です。週前半は上昇トレンドとなり、一段高の可能性もあるでしょう。

また、コインテレグラフの報道によると、3月1日、BTCの外部送金額として取引所から約20億ドル以上の出金があったとのこと。これは過去5年間で最大規模のようです。以前から、BTCは取引所から外部ウォレットに送金される量が増えると価格が上昇し、逆に外部からの入金が増えると価格が下落しやすい傾向があります。

米マイクロストラテジーは仮想通貨ビットコイン(BTC)への更なる投資を行うために、変換社債で資金を調達する予定だ。

5日の発表によると、同社は6億ドル分の転換社債を売り、売却による純収入を、ビットコインの追加取得および一般的な企業目的に使用する予定だ。

社債について「この債券はマイクロストラテジーの無担保シニア債務となり、2024年9月15日から毎年3月15日および9月15日に半期ごとに利息が支払われる。債券の満期は2030年3月15日。ただし、債券の条項に従って早期の買戻し、償還、転換が行われた場合はこの限りではない」としている。

前日6万2000ドル~6万3000ドル台で推移したビットコインはこの日再び上昇に乗り一気に6万5000ドルを突破し、続けて6万6000ドル台を超え6万7000ドル台まで上昇した。先月28日に6万ドルを超えてから5日ぶりだ。

1月11日に取引を始めた上場指数ファンド(ETF)への堅調な資金流入が持続的にビットコインの上昇を率いていると分析される。

ブルームバーグによると、ビットコインETF登場後、世界最大の資産運用会社ブラックロックとフィデリティインベストメントなどを通じて純流入した金額は73億5000万ドルに達する。

既存の280億ドル規模のビットコインファンドを現物ETFに転換したグレースケールから約90億ドルが抜け出たが、流入した金額がさらに大きかった。