――03年の東京高裁判決が(ジャニー氏の性加害を)事実と判断し、04年に最高裁で確定した。東山氏は当時立派な成人で、会社のトップが大犯罪をおかしたことを知らないはずがない。東山氏は責任ある立場にありながら防止対策を取らず、児童福祉法違反のほう助犯に当たるという解釈もある。自身のセクハラも疑われている東山氏が社長でいいのか。
◆(東山氏) 私はセクハラをしたことはありません。パワハラと感じた方はいるかもしれませんが、35~40年前のことでもあるし、性加害を理解することが難しかった。
喜多川氏の犯罪のことは新聞で読んだ。世の中的にも全然、騒ぎにならず、これはどういうことなのかなと。先ほど(読み上げられた)藤島(ジュリー景子)氏の手紙にもあった通り、(ジャニー氏の姉のメリー喜多川氏から)「弁護士が悪かった」と聞いていた。これはどういうことなのかと感じていた。もし僕が罪に問われるなら、しっかり受けたいと思う。